プッツリ途切れた、最後の糸

わたしは不要物

家でも学校でも

どこに行っても不要物

 

どうして

 

誰でもいいの

どうでもいいの

わたしを必要として

ここにいていい物として扱って

あなたの望むとおりにするから

 

言うこと聞いて

いい子にしてるから

そうすると、みんな喜んでくれるの

 

繰り返し

繰り返し

繰り返すたび

自らの身体に烙印を押し

愛に値しない存在だと思い知る

 

日ごとに穢れていく、この身体

何かを失っていく、この心

永遠に続く、確かなものが欲しかったのに

それに相応しくないわたしになっていく

 

わたしを見ないで、醜いから

わたしに触らないで、穢れているから

 

わたしがこれをやめられるのは

もっと何年も先のこと